アニメ曜日
タイトル一覧
ラブライブ!School idol project 2期
follow us in feedly

ラブライブ!School idol project © 2013 プロジェクトラブライブ! 

アニメ『ラブライブ!』2期放送当時の5月中旬、作中にアメリカの青春ドラマ
『glee』と似たシーンが登場するという話題がありました。

海外ではどのように伝えられたのかを“日本のアニメがgleeを剽窃?”という
KOTAKU.comの記事から、反応を複数のフォーラムやブログとそのコメント、
snsのポストなどから、それぞれ整理しました。



ラブライブ!School idol project

記事
“日本のアニメがgleeを剽窃?”──kotaku.com

日本のアニメがgleeを剽窃?それともオマージュ?あるいは偶然の一致?
いずれにせよ人気のアニメ『ラブライブ!』に『glee』とよく似たシーンが
あったのは確かだ。

これに気づいたのは日本のBBS。
最近放送された『ラブライブ!』2期6話にはステージ衣装づくりのシーンがある。
そこでひとりの生徒・花陽がミスをし、もうひとりの生徒・にこが
衣装づくりを押しつけられている事に怒りだす。
そしてことりがそれを宥めるのだ。

ドラマ『glee』のサードシーズン20話に、これと同様なシーンがある。
ひとりの生徒・ジョーがミスをし、もうひとりの生徒・シュガーが
衣装作りをやらされている事に怒りだす。
そしてティナはそれを宥めた。
この回は2012年に放送され、日本でもリリースされている。

『ラブライブ!』6話には、『glee』にあったロッカールームの場面に
近いシーンも登場し、話のまとめかたも似ている。
会話の中には、どうやらほとんど完全に一致しているものもあるようだ。

日本のネットユーザーの中にはこのアニメを“パクライブ(Rip-Off Live)”
と称する者がいて、一方でこれはオマージュだと──特に「KISS」のパロディーが
あったことを考えると──言う者もいる。
ともかく今回最も感心したのは、彼らが『glee』にずいぶんと詳しいことだった。
(抄訳)

❏Did This Japanese Anime Rip Off Glee? kotaku.com
KOTAKU.com…日本と東アジアのサブカルチャーを報じる英字サイト

ネット上で各所に転載されている比較画像
❏比較画像1(縦長)
画像1を分割したもの
❏画像1の1
❏画像1の2
❏画像1の3
❏画像1の4
❏画像1の5

❏比較画像2(縦長)
画像2を分割したもの
❏画像2の1
❏画像2の2
❏画像2の3
❏画像2の4


ラブライブ!School idol project

────nogen noloc
でも『glee』って毎回何かパクってませんでしたっけ?

────nogen noloc
同じことを思っていた。因果応報というやつだ。

────nogen noloc
『glee』まだ放送してたの?
   Re────nogen noloc
 たぶん今でも観ている人はいる。と思う。

────nogen noloc
主役級が死んで、もう打ち切りになったのかと思ってたよ。

────nogen noloc
“日本のアニメ(Japanese Anime)”。わざわざ言う必要があるのだろうか…。
[編注:animeはたいてい日本のアニメーションだけを指す]

────nogen noloc
“日本のファンが類似点に気づく”
ファン、なんですかねえ。

────nogen noloc
画像を見ると確かに似ているのもある。でもこじつけっぽいのもあるね。
この回はまだ観ていないんだけど、興味が出てきた。
会話とか全体のストーリーはどのくらい似ているんだろう。

────nogen noloc
あるシーンの会話が同じ内容になっているってだけ。
わざと入れたんでしょ。
ちなみに『ラブライブ!』の(英語)字幕と『glee』の(オリジナルの)セリフは
あまり似てないよ。日本の視聴者向けのパロディーだ。

────nogen noloc
『アイドルマスター』のリップオフかと思っていたら今度は『glee』かい。

────nogen noloc
『glee』は年中リップオフをやってきたじゃない。
そしてオリジナル曲で勝負せずに毎回コピー曲ばかりだった。
その『glee』のコピーを試みる人なんて居ると思う?むしろそのことが驚き。
   Re────nogen noloc
 『glee』はリップオフをしたわけじゃないよ。
 使用曲はちゃんと許諾を得ている。
   Re────nogen noloc
 そこじゃない。
 他のアーティストの曲をサンプリングしたものを劇中で使ったりしていた。
 Googleに“Glee rip off”と打ち込めばいくらでも出て来るよ。
   Re────nogen noloc
 『glee』に怒るなら、このアニメのことも怒ってくださいよ。

────nogen noloc
『glee』はオリジナル曲がないカラオケ・ソープオペラさ。

────nogen noloc
これがアウトなら『glee』も確実にアウトだ。

────nogen noloc
『けいおん!』って『glee』のようだなあと思っていたんけども…。
キャラが「さあケーキ死ぬほど喰って百合するわよ」とか言わないだけで。
   Re────nogen noloc
 『けいおん!』にはもっと百合が必要だったよね…。

ラブライブ!School idol project

────nogen noloc
❏画像2の2
この上の段はどんなペテンだ。黒画面!お前には騙されないぞ!
下の段を見てくれ!確かに皆が集まっているが、おばけカボチャはどうした。
ピチピチTシャツ!お前には騙されないぞ!

────nogen noloc
この回全体がポップカルチャーのパロディーなんじゃないかな。KISSしかり。
面白かったよ。

────nogen noloc
『ラブライブ!』は毎回観てる。
つまりこの6話はオマージュ回(homage episode)ってことだ。
インパクトを得るために、新しいスタイルやらギミックを試したり
いつもの自分たちと違うことをドタバタとやる話だから。

────nogen noloc
正直『glee』は嫌い。このアニメバージョンのほうが良さそう。

────nogen noloc
『glee』も2次元なら観た。

────nogen noloc
日本で『glee』が観られているなんて絶望した。
   Re────nogen noloc
 そうビックリしなさんな。アメリカの番組は結構放送されているんだよ。
 むこうでは『24』とか『LOST』が人気らしいよ。

────nogen noloc
単にテーブルを挟んで話しているだけに見えるけど。これ珍しい?

ラブライブ!School idol project

────nogen noloc
これをパクりと言うのは少々無理がある。
オマージュというのが正しいだろう。
もしミシンを間にはさんだ“交互ショット”と構図のことを言っているんなら
オマージュですらない。ただの演出技術だ。

────nogen noloc
人物の肩ごしに会話を撮ること自体は演出のabcですからね…。

────nogen noloc
『キルラキル』と『ジョジョ』を観てのとおり。
こんなこと誰が気にします?

────nogen noloc
まったくニュース性がない。
   Re────nogen noloc
 はい。記事にする必要性を感じない。

────nogen noloc
最初から最後まで観て、これは『glee』の丸パクリ!と言える人がいるなら
それはそれで興味深いね。

────nogen noloc
音楽をテーマにした青春劇ということで参考にしたのかな。

────nogen noloc
スタッフのtwitter発言によれば、
監督が参考にした作品のひとつとして『glee』を挙げている。
❏Twitter / anime_usui: 「glee/グリー」は「ラブライブ!」の演出を...

────nogen noloc
それ以上に一種のスポ根ものに見えますね。
男の子が殴りあう代わりに女の子が歌っているだけで。

────nogen noloc
いいこと思いついた。
それを逆にして、スポーツ美少女がイケてるトップ選手になる話とか、
男の子達が歌で勝ち上がって行く話とかどう?
日本なら気に入るはず。
   Re────nogen noloc
 既にありました。そして良く売れました。

────nogen noloc
最初の比較画像は似てる。下のは全く似てない。

────nogen noloc
この比較画像自体、冗談で作ってるでしょ…。

────nogen noloc
❏画像1の2
本編を観たときに、ことりが妙な表情をしているなと思っていたんだ。
もうことりが必死にティナの顔マネをしているようにしか見えないじゃないか。
笑いすぎて息が苦しい。

────nogen noloc
KISSの件もあるし、別に問題を感じないよ。

ラブライブ!School idol project

────nogen noloc
だいたい『ラブライブ!』には男が居ない!
それにだいぶ話の筋が違う。

────nogen noloc
まったくだ。
ティナは全然萌えないし、シュガーはツンデレじゃないし。
だからこのシーンだと…エマをことり枠に入れて、
クインかサンタナをにこの席に座らせて…。

────nogen noloc
花陽ちんが男とかあんまりにゃ!

────nogen noloc
シュガーは超ホットだよ!

────nogen noloc
gleeのことを“海外ドラマ”と呼んでいるのが新鮮。
日本語吹き替え版の『glee』は超萌え(moe)るんだね。

────nogen noloc
シュガーは日笠陽子だからさ。

────nogen noloc
“どうやらほとんど完全に一致している”
実に素晴らしいジャーナリズム精神だこと。

────nogen noloc
これは面白いアニメだよ。私の意見では。
いま私のキーチェーンには、にこが付いてる。

────nogen noloc
当初は『Tari Tari』のパクリとか言われていたけれど全然違ったじゃない。
その『Tari Tari』も最初何かの映画のパクリって言われていなかった?
つまり、来年になれば「今放送中の○○は『ラブライブ!』のパクリだ!」と
言われるようになるのは目に見えている…。

ラブライブ!School idol project


メモ
ラブライブ!とgleeの話題がバイラルに波及する時系列
2013年
ラブライブ!1期放送時から日本のsnsなどでは『glee』について言及があった

2014年
5月11日
深夜 TOKYO MXで第6話「ハッピーハロウィーン」放送

5月14日
朝 匿名掲示板にまとめ的な書き込み(A)
午後 動画投稿サイトに比較動画が投稿される(B)
夕方 複数の大手まとめサイトが動画Bをもとに比較画像と記事を掲載(C)
夜(JST) 米クランチロールがまとめサイトCをもとに記事を掲載(D)

5月15日
午後 ネットニュースサイトがDに言及した記事を掲載(E)
午後 Yahoo!ニュース等の大手プラットフォームがEの記事を提携配信(F)
夕方 大手まとめサイトCが、Fに言及し再び記事にする(C2)

5月20日
午後 ゴシップ誌の電子版が取り上げる(G)
午後 動画投稿サイトBが、Gの記事を提携配信(B2)

以降FとB2を主なソースとしてネット上に広がった。


“海外メディアも取り上げた”の中身
「アメリカの公式配信元が盗作疑惑を報じて、海外でも拡散し問題視されている」
という趣旨の発言が日本のsnsやブログなどにありました。(5月時点)
前述のネットニュースEは、海外メディアがこの2作品を
“比較し、酷似している点を指摘する記事を掲載”したと書いています。

実際にクランチロールが掲載した記事は以下のようなものでした。
────────

“『ラブライブ』と『glee』の類似点にファンが気づく”──crunchyroll.com

マニアというものは「元ネタ探し」が大好きなもの。
以前『ブラック・スワン(Black Swan=ダーレン・アロノフスキー監督)』は
『パーフェクトブルー(今敏監督)』に似ている、と西洋のアニメファンが
大騒ぎしたことがあった。
そして今度は『ラブライブ!』が“海外”ドラマ『glee』によく似ていると
気づいた日本のおたく(otaku)達が、元ネタ探しを楽しんでいる。

❏Fans Notice Striking Similarities Between "Love Live" and "Glee" crunchyroll.com
※国によって接続制限をしているため日本からは表示できない可能性あり

────────
まとめブログと同じ画像を2枚載せ、その2枚目に「こちらはちょっと無理がある」
といったキャプションがつき、これで全文です。
記事に対する反応はコメントが40と少し、twitterでは19リツイート。

日本のアニメファンの騒ぎに触れただけで、
“比較し、酷似している点を指摘する記事”とは言い難い内容です。

一方、最も“まし”な数のコメント(約100件)がついていたKOTAKU.comでも
全体の半分は「話題にするほどニュース価値がない」とするコメントで、
もう半分はなぜか『glee』が批難されたり、『glee』自体の内容に関する議論。
大手のreddit.comでも10に達しないコメント数でした。

他言語のフォーラムを含め、全体として“海外の反応は薄かった”といえるでしょう。


余談
穂乃果の部屋の棚に『glee』の登場人物と同じ名前“シュガー”という雑誌がありますが、
これはたぶん偶然でしょう。どちらかというと漫画誌『ミニシュガー』(大都社、発行:秋水社)
をイメージしたものでしょうか。むしろそのほうが(穂乃果が)どうかとは思いますが。
これは1期から同じ場所にありました。(この記事のトップ画像を参照)
参考:『ミニシュガー』の❏表紙
大都社の雑誌 daitosha.jp

映像
Blu-ray
[TVアニメ1期]
全7巻 発売中

[TVアニメ2期]
第3巻まで発売中
第4巻 2014年9月24日(水)発売予定
   第6話「ハッピーハロウィーン」第7話「なんとかしなきゃ!」収録


公式
ラブライブ!Official Web Site
ラブライブ!Official Web Site Blu-ray情報

2014.09.13 土曜日